羽毛ふとんのQ&A

ダウン率ってなに?
羽毛ふとんの中には、水鳥の羽でタンポポの綿毛(わたげ)に似たダウンが入っています。そのダウンの、入っている重量割合をダウン率と言います。一般には、ダウン率が高いほど良い羽毛ふとんとされていますが、ダウンの大きさ、密度、鳥種によって保温力がまったく違います。また、ダウンの清潔度により臭い、やほこりが発生するため、ダウン率だけではふとんの良し悪しを決める事はできません。
羽毛ふとんと羽根ふとんとはどうちがうの?
業界ではダウンが50%以上のふとんを羽毛ふとん、フェザー50%以上のふとんを羽根ふとんとしています。従って羽根ふとんは保温力に欠け価格も安く触ると羽軸が手に当たりすぐに分ります。またカサカサと音がするものもあります。
(当組合でアンケート調査をしたところ多くの方がどちらが高級か分らないという結果が出ました。)

羽毛の産地で品質はどうちがうの?
一般には、ポーランド、ハンガリー、フランス北部、モンゴルなどの寒冷地でとれる羽毛が良い品質のダウンが取れるとされています。しかし冬毛と夏毛では同じ産地でも品質が異なります。また羽毛の採取方法や、管理により大きく左右されます。よって、産地だけで良し悪しを決める事はできません。
ダウンプルーフって何?
羽毛ふとんのダウンは、非常に繊細であるため、普通の側地ではダウンが飛び出すため高密度に打ち込んだ生地を使用し、一般的にはそれに樹脂加工したり、機械的な目潰しを施す事をダウンプルーフといいます。さらに高級な生地は、打ち込みだけでダウンの飛び出しを押さえた生地もあります。
鳥の種類にはどんな物が有るの?
羽毛ふとんには水鳥の羽毛を使用しますが、大きく分けてグース(がちょう)とダック(あひる)とがあります。その他、それぞれにも改良された品種が数多くありますが、一般的には、(飼育日数によってちがいますが)、大きい鳥種の方が大きいダウンがとれます。グースの方が、繊細で ダックの方が見た目にはかさだかになり、一概にかさだかだけで、良し悪しは決められません。
羽毛ふとんの手入れはどうすればいいの?
羽毛ふとんを長く使うと、汗の吸収により塩分、油脂分、アンモニア分などを、吸収し、丸く固まる現象が起きます。これをピリングといいます。これを防ぐため干すこと(短時間の日干しの方が良い)、 水洗いを行うことをおすすめします。保存する時は、あまり押さえつけずに空気の流通の良い袋に入れ、乾燥した場所に保存すると良いでしょう。ふとん圧縮袋はおすすめできません。
仕立替えはどうすればいいの?
良質のダウンは使い方によっては50年の寿命があるといわれていますが、側地は、長短ありますが、15年位の寿命でしょう。したっがて、ふとんの仕立替えが必要になってきます。羽毛の洗浄と、側地交換、足し羽とで、2万円から6万円位でしょう。購入した専門店などで、相談してみましょう。
ふとんにラベルが付いていますが?
品 名 羽毛ふとん
品 番 △ △ △
サ イ ズ
(cm)
仕上がり 150×210
がわ 155×220
ふとんがわ 綿 100%
綿 100%
詰めもの ダウン 90%
フェザー 10%
詰めもの重量 1.2Kg
表  示  者
連  絡  先
××××××
○○○―○○
(表示の一例)
※裏面に取り扱い方などが書いてあることが多い。
ふとんには家庭用品品質表示法により品質表示がされていますが、ダウンの中にも色々あるように、これのみでふとんの品質の全部がわかるわけではありません。ふとん選びの参考の一部にして下さい。
羽毛ふとんからダニはわきますか?
羽毛からダニが湧くことはありません。羽毛を精製する時にダニや害虫は死滅しています。またダウンプルーフはダニよりも目が細かいため外から中に入る事はありません。
羽毛ふとんは暖かい?
羽毛ふとんのダウンは、非常に繊細であるため空気を多量に取り込むことができるので保温力に富み、軽くて、暖かいといえるでしょう。しかし、あまり側地に樹脂加工が施してあれば、羽毛本来の機能を発揮せず、かえって暑くて寝苦しいふとんもあるようです。また、ダウン率の低いふとん、ダウン率が高くてもダウンが小さければ、保温力に欠け、良い羽毛ふとんとはいえません。
羽毛ふとんの点検商法
羽毛ふとんの点検や無料クリーニング、アフターサービスなどの口実で訪れ、高い羽毛ふとん を買わされる例が増えています。「しまった」と思ったら、クーリングオフの制度を利用して解約するなり、地方自治体の消費者センターに相談してみましょう。
羽毛ふとんはどこで買えばいいの?
羽毛ふとんは寿命の長いものですので、商品知識が豊富で相談できて、買った後トラブルが発生しても、責任を持ってくれ、ふとんの手入れや、仕立替えにも対応してくれる信用の置ける専門店がよいでしょう。